ASUSTeK Computerは3日、ゲーミングブランド「R.O.G」から、Intel X99チップセットを搭載するATXマザーボード「ROG STRIX X99 GAMING」を発売した。オープンで、店頭予想価格は45,000円前後(税込)。

ROG STRIX X99 GAMING

CPUソケットはIntelのLGA2011-v3ソケットにピンを追加した独自設計で、より低い電圧で安定動作させることが可能。ネットワークコントローラにはIntel I218-Vを採用。加えてネットワークゲームの通信優先度を高める「GameFirst IV」機能により、タイムラグを抑制。有線LANと無線LANを同時に使用して通信帯域を上げる「Multi-Gate Teaming」機能にも対応する。

オーディオ機能も充実しており、デジタルエリアとアナログエリアを分離してノイズの侵入を抑え、クリアな音を出力する「SupremeFX」を搭載。ゲーム内で音の方向を視覚化する「Sonic Radar II」機能では、FPSなどで敵の足音や銃声がする方向と距離を画面上に表示するなど、ゲームを有利に進める機能もある。

イルミネーションのパターン例

I/Oパネル

SATAコネクタなど

PCI Expressスロットは高耐久タイプの「SafeSlot」で、プラスチックと金属の併用で耐久性を向上。制御チップは、電力管理用の「EPU」チップと、オーバークロック制御用の「TPU」チップの2種類を搭載し、システムの負荷を減らして安定したクロック制御が行えるとしている。

マザーボード中央のR.O.G.ロゴ、バックパネルカバーのSTRIXロゴ、拡張スロットのロック部分の発光機能を備え、付属ソフトにより発光色を自在に変更可能。ファンコントロール機能は「Fan Xpert 4」で、CPUファン / ケースファン / 液冷ポンプの回転速度を温度に応じて細かく制御できる。

■主な仕様
ソケット LGA2011-v3
チップセット Intel X99
メモリ DDR4-3333×8(最大128GB)
拡張スロット PCI Express (3.0)x16×3、PCI Express (2.0)x16×1、PCI Express (2.0)x1×1
ストレージ SATA 6Gbps×10、SATA Express×1、M.2×1、U.2×1
ネットワーク Gigabit Ethernet×1(Intel I219V)、IEEE802.11aca/b/g/n対応無線LAN
サウンド SupremeFX 8ch HD Audio
フォームファクタ ATX
そのほか USB 3.0×6、USB 2.0×6など
発売日 6月3日
店頭予想価格 45,000円前後