日本HPは24日、13.3型フルHD液晶を搭載する薄型モバイルノートPC「HP EliteBook 1030 G1」を発表した。7月上旬から発売し、直販サイト「HP Directplus」での最小構成価格は178,000円。
HP EliteBook 1030 G1は、従来モデル「HP Elitebook Folio 1020 G1」の後継となる、ビジネス向けに位置付けられるノートPCだ。本体サイズ(W310×D210×H15.7mm)と重量(約1.16kg)はそのままで、画面サイズが12.5型フルHDから13.3型フルHDへと大きくなった。また、CPUも第5世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Broadwell)から、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)と新しくなっている。本体の作りでは、新モデルのエッジ部分に斜めのダイヤカット加工を施した。
スタンダードモデルの主な仕様(標準構成時)は、CPUがIntel Core M5-6Y54(1.1GHz)、メモリがLPDDR3 8GB、ストレージが256GB M.2 SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Pro 64bit版。光学ドライブは搭載しない。
インタフェース類は、720p Webカメラ、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(ac接続時最大867Mbps)、Bluetooth 4.2、HDMI出力、USB 3.0×2(パワーオフUSB充電対応)、USB 3.0 Type-C、ヘッドホン/マイクコンボジャックなど。バッテリ駆動時間は、Mobilemark 2014計測時で最大約13時間15分。日本語キーボードはバックライトを搭載し、キーピッチは18.7mm、ストロークは1.5~1.7mm。
また、上記のモデルから、CPUをIntel Core M7-6Y75(1.2GHz、vPro有効)、メモリをLPDDR3 16GB、ストレージを256GB M.2 PCIe Gen3 x4 NVMe SSDに強化した上位モデルも用意される。