ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は5月17日、豊通エレクトロニクスと共同でGPUによる画像処理ソリューションであるIPSL(Image Processing Shader Library)を開発したと発表した。

IPSLは、これまで専用LSI(ASIC)などを活用して実現していた画像処理を、汎用マイコンのGPUで高速に処理させるミドルウェアライブラリ。専用プロセッサが不要となるためコスト面のメリットがあるほか、ソフトウェアアプリケーションであるためターゲット製品に対して最適化とカスタマイズが容易という特長がある。

同ソリューションは車載カメラ、ヘッドマウントディスプレイ、プロジェクタなどのアプリケーションでの活用が見込まれており、2016年度に販売される量産車にIPSL製品が搭載される予定だという。