ソフトバンクは11日、2016年夏の新商品としてAndroidスマートフォン「AQUOS Xx3」(シャープ製)を6月上旬以降に発売すると発表した。17日より予約受付を開始する。端末価格は未定。

側面、底面、天面の様子

AQUOS Xx3は、5.3インチの1,920×1,080ドット液晶を備えるAndroidスマートフォン。液晶ディスプレイに120Hzの高速駆動が可能な「ハイスピードIGZO」を搭載し、動きの激しい映像の視聴時や画面のスクロール時でも、滑らかでくっきりとした描画を可能としている。また、バックライト「S-PureLED」により、これまで表現することが難しかった微妙な色合いも再現するという。

メインカメラは、従来のシリーズ同様にリコー製「GR」シリーズの開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」を取得。有効画素数は約2,260万画素で、新開発のズーム機構や光学手ブレ補正機能により、遠くの被写体に対して手ブレを抑えたくっきりとした写真を撮影できる。カメラの起動時間も約0.4秒と高速なのに加え、約0.02秒のハイスピードオートフォーカスにも対応。被写体を逃すことなく撮影をサポートする。サブカメラは、有効画素数約500万画素の広角レンズを採用。自撮り撮影では美肌補正機能も利用可能だ。

バッテリ容量は3,000mAh。省電力技術と合わせて連続通話時間は最大1,790分に達する。最大待ち受け時間は約620時間。そのほかにも、適切なタイミングでメッセージを語りかけてくる「エモパー4.0」、生活リズムに合わせて自動で目に優しい明るさに調整する「リラックスオート」などが搭載されている。

主な仕様については以下の通り。

  • OS: Android 6.0
  • CPU: MSM8996(クアッドコア、2.2GHz+1.6GHz)
  • 内蔵メモリ: 3GB
  • ストレージ: 32GB
  • 外部ストレージ: microSDXCメモリーカード(最大200GB)
  • サイズ: 約W73×H149×D7.6mm
  • 重量: 約155g
  • ディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセル
  • メインカメラ: 2,260万画素(CMOS)
  • サブカメラ: 500万画素(CMOS)
  • バッテリー容量: 3,000mAh
  • 連続待受時間: 約545時間(4G LTE)/約540時間(4G)/約620時間(3G)/約585時間(GSM
  • 連続通話時間: 約1,690分(4G LTE)/約1,790分(3G)/約800分(GSM)
  • 最大通信速度: 下り最大262.5Mbps/上り最大37.5Mbps
  • 4G LTE(FDD-LTE): 900MHz/1.7GHz/2.1GHz
  • 4G(AXGP): 2.5GHz
  • 3G(W-CDMA): 900MHz/1.7GHz/2.1GHz
  • GSM: 850MHz/900MHz/1,800MHz、1,900MHz
  • Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth: 4.2
  • VoLTE: 対応
  • ワンセグ/フルセグ: 対応
  • 防水: IPX5/8
  • 防塵: IP5X
  • カラーバリエーション: ホワイト、アクアブルー、アンバーブラック