4月29日・30日、東京・中野サンプラザで春のヘッドフォン祭 2016が開催 (フジヤエービックが主催)。本稿では、11階の「ブロッサム」ルームに焦点を当て、完実電気が取り扱っているブランドの展示をレポートする。

Fenderのユニバーサルイヤホンを国内初公開

大手楽器メーカーFenderがイヤホン業界に参入。第1弾として発表したのが、ユニバーサルタイプのインイヤーモニター「DXA1」「FXA2」「FXA5」「FXA6」「FXA7」だ。

DXA1

FXA2

FXA5

FXA6

FXA7

2016年1月、FenderはイヤホンメーカーのAurisonicsを買収。今回発表された5製品のうち、FXA2・FXA5・FXA6・FXA7の4製品は、Aurisonicsが発売していたユニバーサルイヤホンと似た構成の製品だ。

DXA1とFXA2はダイナミックドライバーを1基、FXA5はBAドライバーを2基搭載。FXA6はダイナミックドライバー1基とBAドライバー1基、FXA7はダイナミックドライバー1基とBAドライバー2基を組み合わせたハイブリッドモデルとなっている。

ブース担当者によると、FXA2・FXA5・FXA6・FXA7はAurisonicsの製品をベースにしているものの、チューニングはFenderのエンジニアが行っているそう。チューニングの結果サウンドが洗練され、とくにギターがよりよく聴こえるようになったという。

ギターやアンプも展示されている

B&O PlayブースはリファインされたBeoPlay H3を展示

B&O Playブースでは、4月22日に発表された「BeoPlay H3 MKII」を中心とした展示が行われている。

BeoPlay H3 MKII

BeoPlay H3 MKIIは、10.8mmのダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。従来の「BeoPlay H3」ではアルミ製のハウジングを使用していたが、今回のモデルはスチール製に変更。耐久性や制御振性を向上させている。

ハウジングの素材がスチールに変更された

3月18日に発表された「BeoPlay H6 MKII」も展示。BeoPlay H6 MKIIは、40mmドライバーを採用したポータブルユース向けの密閉型ヘッドホンだ。「BeoPlay H6」に比べて、より低域を重視したチューニングが施されている。

BeoPlay H7 MKII

超レアグッズが手に入るかもしれない抽選会

11階の「ブロッサム」ルーム(完実電気コーナー)には、抽選スペースを設置。1人1回まで、各ブランドのノベルティグッズが当たる抽選会を行っている。STAXのエプロンやB&O Playのモバイルバッテリーなど、なかなかレアなグッズも用意しているようだ。11階に立ち寄った際には、運試しをしてみてはいかがだろうか。