KDDIとソフトバンクは18日、ユニバーサルサービス制度に基づく「ユニバーサルサービス料」について、2016年7月利用分から1電話番号あたり月額3円に値上げすると発表した。

ユニバーサルサービス制度は、NTT東日本・西日本による加入電話、公衆電話、緊急通報の維持に必要な費用を電話会社全体で負担する仕組み。各通信事業者がユーザーから請求した「ユニバーサルサービス料」は、基礎的電気通信役務支援機関を通じてNTT東日本・西日本に交付される。これまでは、1電話番号あたり月額2円だったが、2016年7月利用分より月額3円となる。

NTTドコモは、本稿執筆時点(2016年4月19日10時)でユニバーサルサービス料の改定について発表しておらず、同社広報に問い合わせると「検討中」とのことだった。