キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は4月7日、健診車や在宅医療、災害医療などの医用画像をモバイル通信網で電送するサービス「医用画像転送ソリューション」の提供を4月15日より開始すると発表した。

同サービスでは、医療現場で撮影した医用画像を遠隔地の医療施設にLTEで電送することが可能。通信システムにはIPsecVPNを採用しているため、高度なセキュリティ環境下で利用でき、また万一の情報漏えいに備え秘密分散方式を採用している。

また、施設内で受信した遠隔地の医用画像は、医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」に自動で送信しアップロードすることが可能で、同サービスとの連携により、契約読影医師への読影依頼をオンラインで自動振り分けするといった読影業務の効率化や、診断結果表の短納期化を実現できる。

初期費用は172万2500円(税別)から、利用料は1台あたり月額8万円(税別)からとなっている。