米Tableau は3月24日(現地時間)、Tableau 9.3のリリースを発表した。この新バージョンでは、「いつでも接続できる」ように Tableau Desktopの接続性が向上したほか、マップ機能のサポートする地域をさらに拡大したという。

また、データ準備を速くする新機能、充実したガバナンス機能、容易な管理機能、Snowflake Elastic Data Warehouseへの直接接続などの機能が追加されている。

マップ機能がサポートする地域はTableau 9.3で拡大し、 Tableau 9.3のジオコーディングデータベースとTableauマップサービスに新しいデータが追加された。25万点を超える新しいデータポイントには、ベルギー、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイスなど、ヨーロッパ39カ国の郵便番号、インドの県、2016年の米国人口統計データ層、2016年の米国郵便番号の更新、イギリス、フランス、ドイツの郵便番号の更新があるという

マップ機能

その他、Tableau 9.3にはTableau Serverの可用性の確保とパフォーマンスの最適化を行うための監視および設定機能や、Excelとテキストベースのデータソースで、値 (行) で表と表をつなげることで、表のデータを簡単に結合するユニオン、コンテンツ分析機能の追加と検索機能の向上、バージョン管理機能によるパブリッシュしたワークブックの以前のバージョンの復元などの新機能が搭載されている。