ロジテックINAソリューションズは10日、産業用・業務用カスタムコントローラとして、第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Haswell)を搭載できる19型3Uラックマウントモデル「LR-36R20」を発表した。3月上旬から発売する。価格はオープン。

LR-36R20

リコー製マザーボードを採用(画像はイメージ)

Haswell世代のIntel Core i3 / i7を選択可能な19型3Uラックマウントカスタムコントローラ。リコー製マザーボード「FB20」とニプロン製電源ユニット「HPCSF-400P-X2S」など、国産部品を使用することで信頼性を高めている。ストレージはハギワラソリューションズ製のSSDを選択可能。OSは、Windows Embedded Standard 7やWindows 8.1 Industry Proなどに対応する。

拡張性も高く、5.25インチフロントベイ×1基、3.5インチベイ×2基を搭載し、PCI Express x16×1基、PCI Express x4×1基、PCI Express x1×1基、PCIスロット×4基を備える。RAID 1構成にすることも可能。

そのほか主な仕様は、チップセットはIntel Q87 Expressで、グラフィックスは基本的にCPU内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics 4600など)。インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2、USB 2.0×6、シリアル×4、DVI-D×1、D-sub×1など。本体サイズはW429.8×D350×H133mm、重量は約13kg(システム構成による)。