テックショップジャパンと富士通はアメリカ発の会員制DIY工房「TechShop」を東京・赤坂/六本木のアークヒルズ3Fに「TechShop Tokyo」として4月に正式オープンする。2月18日、同施設でオープニングセレモニーが行われた。
TechShopはものづくりを考えている「メーカーズ」に対して、大規模なスペースと数多くの本格的な工作機械を取り揃えており、ものづくりに必要な機材を提供。機器のトレーニングに加えて、常駐のトレーナー「ドリームコンサルタント」が「○○なら××さんが詳しい」のような会員同士のネットワーキングを手伝う。
さらに会員同士の共創や交流にとどまらず、ベンチャーキャピタルからの出資やコラボレーションなど、ものづくりのオープンなエコシステムの形成を目的としている。TechShopから生み出された新製品の例としては、スマホでクレジットカード決済を行うSquareのリーダーや、本の形をした照明など、100以上がすでに登場しているという。
それでは、早速オープニングイベントの様子、そして施設内部を紹介していこう。
以下、TechShop Tokyoの装備。普通のワークステーションに加えてzSpaceの3Dディスプレイ付のもの。立体メガネをかけると3D映像として見える |
ミシンも各種あるが、その中でも珍しいのがキルティングのためのミシン |
刺繍用ミシン。そのほか皮用のミシンなども取り揃えてあった |