ソフトバンクは1月7日、簡単な操作で動画の撮影・共有・管理ができるとするマルチ・デバイス対応の動画共有型ソーシャル・ネットワーキング・サービスである「ビジュアモール ムービーライブラリ」(ムービーライブラリ)を提供開始した。料金は、初期費用が3万円(税別)、月額費用が10万円(同)。

新サービスは、専用アプリケーション(当初はiOSのみ対応)を利用するとスマートフォンやタブレットから動画の撮影・編集から投稿・共有までが簡単にできるという、ビジネス向けのコミュニケーション・サービス。テキストや写真だけでは伝えにくい情報でも、動画を使ってソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と同じ手軽さで共有できるほか、資料の共有も可能なため、多様なビジネス・シーンでの利用が可能としている。また、月額固定料金のため、動画の配信流量を気にすることなく利用できるという。

サービス提供イメージ

専用アプリケーションの利用により、タップ操作だけでシーンとシーンを接続可能であり、短時間でも分かりやすい動画を作成できるとのこと。

動画をチャンネル単位で管理し、チャンネルごとに利用者を紐づける視聴制限ができるため、安全な動画共有が可能としている。また、動画の公開期間終了後はコンテンツを自動的に非公開にできる機能を備えており、管理の手間を削減するという。さらに、社外関係者との情報共有用に、アカウント認証が不要なゲスト・ユーザーを作成でき、顧客や関連会社のへ配信管理も可能としている。

全ての動画コンテンツは自動的に暗号化し、配信先のデバイスに応じた最適なセキュリティ・プロトコルで配信するという。また、データ・キャッシュが残らないストリーミングで配信するため、情報漏洩の心配が無いとしている。さらに、ログイン認証やIPアクセス制御、コンテンツごとのパスワード認証で、よりセキュアな配信が可能とのことだ。

なお、月額費用では最大1,000人まで利用可能であり、50GBのストレージを含み、配信流量は無制限。ユーザー数やストレージ容量は有償で追加が可能。