へっぴり腰ながらもなんとか形に

ところで、そんな清水先生はすごく褒め上手。写真を見てもわかる通り、筆者の姿勢はかなりへっぴり腰でぜんぜん力が入っていないのだが、清水先生は「Very Good!」「筋がいいねぇ!」とべた褒めしてくれるので、「そ、そうですかね? へへへ」とつい調子に乗ってしまう。

こんなへっぴり腰でも褒めてくれる優しい清水先生

だんだん削るのが快感になってきた。考えてみれば、氷彫刻とまではいかなくても、雪や氷で何かを形作って遊んだ経験はある。そのときも楽しかった。そう、ものづくりって楽しいのだ。

削るのが快感になってきた

まだぜんぜんだけど

全部を中継していると終わらなくなるので、ここからは画像ダイジェストでどうぞ。

ノミで縦に氷を削る

手袋がどんどん冷たくなっていく

「大胆に削る」のがうまくやるコツなのだとか

途中で清水先生による砥ぎが入った

左右を削ってなめらかにしていく

貝の形が見えてきた

のこぎりの出番!

さらにノミで形を整えていく

清水先生のアドバイスはさすがに的確

だんだん氷彫刻家になったような気になってきた

やすりのような刃物で表面を整えていく

だいぶ形ができてきたぞ

ダイジェストでお届けしたが、写真だと氷の削りかすが大量に積もってしまってよくわからないことになってしまった。しかし、着実に氷彫刻は進んで……。

貝らしくなった

ここまでくるとかなり貝らしくなってきた。貝の筋をノミで入れて、最後に水をかけて氷の削りかすを流せば……。

氷でできた貝型のお皿の完成である

できたー!

いかがだろうか。最初にお手本として見せてもらったものと比べても、かなりいい感じの出来栄えではないか。清水先生も「グレイト!」と絶賛してくれた。

清水先生ありがとうございました