アユートは12月11日、BURSON AUDIO社の据え置き型ヘッドホンアンプ「Soloist SL MK2」を発表した。発売は12月18日。価格はオープンで、直販価格は65,880円(税込)。

「Soloist SL MK2」

Soloist SL MK2は、2014年12月に発売したヘッドホンアンプ「Soloist SL」の強化版で、純A級増幅回路を採用している。純A級動作のサウンドは消費電力が大きく発熱が増えるという問題があるが、Soloist SLシリーズはアルミ製のきょう体に折り曲げ加工を施しヒートシンクとして使用することで、効率的に放熱できるようにした。

Soloist SL MK2は、Soloist SLで2W×2だった出力を、2.5W×2(いずれも16Ω負荷時)に向上。電源トランスも従来の25VAデザインから30VAデザインへと強化し、平面駆動型ヘッドホンやハイインピーダンスヘッドホンなど、高い駆動力が求められるヘッドホンもドライブ可能だ。推奨負荷インピーダンスは16Ω~600Ω。

「Soloist SL MK2」の内部構造

周波数特性は0Hz~50kHz(±1dB)で、S/N比は96dB。全高調波歪率は0.03%未満(30Ω、1W出力時)で、チャンネルセパレーションは73dBとなっている。入力端子はアナログRCA×2系統で、出力端子は6.3mmステレオ標準ジャック×1。本体サイズはW140×D210×H80mmで、質量は約2.5kg。