シャープは11月13日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」に取り付けるサイドバーシアターシステム「HT-SP100」を発表した。発売は12月3日。価格はオープンで、推定市場価格は税別50,000円前後だ。

HT-SP100(写真は液晶テレビ「AQUOS LC-60US30」とシアターラックシステム「AN-R600」との設置例)

HT-SP100は、AQUOS背面の壁掛け金具取り付け部を利用して、テレビ画面の両サイドに設置する「フローティング型サイドバースピーカー」スタイルを採用したスピーカー。40V型~70V型のAQUOSに対応する。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源(対応フォーマットはWAVとFLAC)再生に対応するだけでなく、テレビ放送音声など非ハイレゾ信号をハイレゾ相当にアップコンバートする機能も持つ。

スピーカー部は2ウェイ(バスレフ型)で、5.1cmのウーファー、2cmのソフトドームツィーターを搭載。出力は20W+20W。サブウーファー部には13cmのウーファーを搭載し、出力は60W。

「ファミリンク」機能でテレビと接続することにより、テレビのスピーカーを利用して3.1chサラウンドシステムへアップグレードできる。たとえば5.1chサウンドを収録したブルーレイディスクを再生する際、テレビのスピーカーではセリフのみを出力。そのため、セリフのみを視聴環境に応じて音量調整できる。ただし、対象となるのは2009年6月以降に発売されたアンダースピーカータイプのARC対応AQUOS。

Bluetooth 2.1+EDRに対応し、プロファイルはA2DPとAVRCPをサポート。そのほか入力端子としてHDMI×1基、角型光入力端子×1、USB端子を備える。出力インタフェースはHDMI端子、スピーカー端子。

サイズと重量は、スピーカー部がW71×D74.5×H400mm/0.6kg(1台あたり)、センターユニット部がW198×D207×H46mm/約1.1kg、サブウーファー部がW180×D300×H280mm/約3.1kg。