カスペルスキー インターネット セキュリティの新機能

それでは、新機能を紹介しよう。まずは、システム変更コントロールである。一般的には、ブラウザハイジャックなどと呼ばれる行為を防ぐものだ。具体的には、

  • スタートページやブランクページの書き換え
  • ツールバーの追加
  • 検索エンジンの変更

などがある。問題は、ユーザーの意思とは無関係にインストールされ、閲覧履歴を送信したり、不要な広告を表示する。さらには、元の状態に戻すことが難しいこともある。フリーウェアをインストールする際に、同時に行われることが多い(よくみれば、確認できなくもないが、気付かないことも多い)。設定メニューの[プロテクション]から[システム変更コントロール]を選ぶ。

図7 システム変更コントロール

デフォルトではオフになっているので、オンにする。実際に、試してみよう。ここでは、IEにGoogleツールバーをインストールしてみよう(もちろん、ブラウザハイジャックに該当するソフトではない)。

図8 Googleツールバーのインストール

インストールを開始してしばらくすると、カスペルスキー インターネット セキュリティがインストールをブロックする。

図9 Googleツールバーのインストールのブロック

こうして、Googleツールバーのインストールが失敗する。

図10 インストール失敗

ユーザーが気が付かないうちに、このような変更を行おうとしてもブロックされるので、ブラウザハイジャックを防ぐことができる。もう1つ新機能を紹介しよう。Webトラッキング防止である。多くのWebサイトでは、ユーザーの閲覧行動などから、そのユーザー向けの広告を表示する。図11は、価格比較サイトで、カスペルスキー インターネット セキュリティなどを検索した後、動画サイトを閲覧したものだ。

図11 行動ターゲティング広告例

右のほうに、カスペルスキーの広告が表示されるようになる。この広告をブロックするのが、Webトラッキング防止である。こちらも設定メニューの[プロテクション]から[Webトラッキング防止の設定]を選択する。

図12 Webトラッキング防止の設定

デフォルトでは[検知した要求をブロックしない]にチェックが入っているが、[検知した要求をブロックする]に変更する。こうして先ほどの動画サイトを閲覧すると、図12のようになる。

図13 Webトラッキング防止した状態で閲覧

右にあったカスペルスキーの広告などがなくなっている。そして、検知した追跡サービスのレポートも表示できる(便利ツールから[プライバシー保護]を選択)。

図14 検知された要求など

最後に、マイカスペルスキ―によるリモート管理である。リモートでのカスペルスキー製品の各種操作やデバイスの状態確認ができる。

図15 マイカスペルスキー

これを使えば、遠隔地のデバイス管理もできる。かつては、その強力な検知機能と豊富な設定項目で、上級者向けともいえるセキュリティ対策ソフトであった。2016では、メニューも洗練され、一般ユーザーにも使いやすいものとなっている。カスペルスキーでは、30日間の体験版も提供している。試してみてもいいだろう。