サンドイッチ食パンを手作り

続いて紹介されたのは、サンドイッチ用の食パンを作れるホームベーカリー「SD-BMT1001」。具がたっぷり入った「沼サン」の流行など、サンドイッチは多様化してきている。そこで、サンドイッチ用食パンを作れるコースを搭載したホームベーカリーを開発するに至ったという。

【左】「SD-BMT1001」。【右】サンドイッチ用食パンについて調査

パナソニックのホームベーカリーは、どちらかというと気泡が大きくてふんわりした食パンが得意だったが、サンドイッチ用では、気泡がきめ細かくスライスしやすい食パンが求められる。今回新搭載された「サンドイッチ用食パンコース」では、水分量や発酵時間などを調整することで、スライスしやすく、どんな具でも合わせやすいプレーンな味のサンドイッチ用食パンを実現した。ちなみに所要時間は約3時間だ。

【左】背が低いのがサンドイッチ用、背が高いのがパン・ド・ミ。【右】調理例。たまごサンドとごまパンのツナサンド。ツナは前ページで紹介した「NF-RT1000」で事前にくん製にしてからマヨネーズで和えている。ごまのプチプチ食感とツナのコクある味わいがぴったり! パンはほどよくしっとりしていて、みみまでおいしかった

従来モデル「SD-BMT1000」の「60分パン」コースが好評だったことを受けて、今回は「8分スピード生地」コースを追加。生地発酵を省略したほか、インバーターモーターで高速なねりを実現している。8分スピード生地コースでは、カリっとしたクリスピーピザ生地、ナン、あんまん、トルティーヤ、ギョーザの皮などを作れる。