前回はApple Watchのフェイスに様々な情報を表示させる「コンプリケーション」の使い方をご紹介しました。実はそのコンプリケーション、一般的な腕時計のリューズのような「デジタルクラウン」を回すと、ちょっと面白いことができるんです。

時刻に合わせて過去と未来の情報を確認

watchOS 2では、時刻表示に合わせて前後の時間帯のカレンダー、天気などを見ることができる「タイムトラベル」機能が搭載されました。数時間前/後の情報を、時刻表示を動かすことで確認できるという、時計らしさを活かした機能です。

フェイスが表示された状態でデジタルクラウンを回し、表示時刻を進めると、カレンダーや世界時計などが追従

デジタルクラウンを逆に回して表示時刻を戻すと、過去の情報が追従します

タイムトラベル機能では、次のような情報を確認できます。

カレンダー:表示時刻に合わせて過去や未来のイベントを表示

天気予報:表示時刻に合わせてその時間帯の予報を表示

世界時計:表示時刻に合わせて設定した地点の時刻を表示

デジタルクラウンをクリックすると、元の表示に戻ります。

タイムトラベルを終了するにはデジタルクラウンをクリック

目覚まし時計にするなら「ナイトスタンドモード」が便利

もう一つ、新しく追加されたフェイスの機能をご紹介。充電中に横置きにすると、置き時計のような表示になる「ナイトスタンドモード」です。アラームとしても活用が可能です。ただし、20秒弱でスリープするので置時計代わりには向きません。スリープ中は画面に触れると点灯します。

Apple Watchを充電器に接続して横向きに置くと、このような表示になります

この機能はApple Watchの「設定」アプリから設定を行います。

Apple Watchの「設定を開く

「一般」→「ナイトスタンドモード」を選択

「ナイトスタンドモード」をオンに

iPhoneからも設定が可能です。

iPhoneの「Apple Watch」アプリを開く

「一般」→「ナイトスタンドモード」をオンに

枕元に置いて、目覚まし時計として活用できます。

アラームが鳴った場合は、デジタルクラウンを押すとスヌーズに。サイドボタンを押すとオフになります

(提供:iPad iPhone Wire)