新型iPhoneである「iPhone 6s/6s Plus」が発売され、機種変更した、もしくはしようと考えている人も多いだろう。キャリアでは、旧機種を下取りすることで割引きになる施策が用意されている。そうした下取りサービスを利用する際には、旧機種の初期化をユーザー自身がしなければならない。本稿では、iPhone上でiPhoneの初期化をする方法を紹介する。
「初期化」を行うと、端末内のデータや設定がすべて消去されるので、操作する前に必ずバックアップをとっておくようにしよう。なお、以下ではiOS 9.0.2で検証している。
「設定」から「リセット」
まずは、「設定」アプリから「一般」を選択する。
そして、ページ最下部にある「リセット」の項目をタップ。すると、様々なリセットに関する項目が表示されるので、上から2番目の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する。
「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すると、端末にパスコードをかけている場合は入力画面が表示される。画面ロック解除の際に使用しているパスコードを入力しよう。
続いて、「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします」というポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択。さらに、もう一度「本当に続けますか?」というポップアップが現れる。ここで、「iPhoneを消去」を選択すると、初期化が始まる。そのため、バックアップに不安がある人はもう一度確認しておくといいだろう。
ちなみに、2度目の「iPhoneを消去」を選択する際、「iPhoneを探す」をオンにしていると、Apple IDのパスワード入力を求められる。
初期化が開始すると、再起動したときのような白地にリンゴマークの画面になり、初期設定画面に移行する。これで、iPhoneの初期化が完了したことになる。