ジャパンディスプレイ(JDI)は10月1日、放送局や映像制作現場向けに17.3型の8K(7680×4320画素)液晶ディスプレイを開発したと発表した。

同ディスプレイは低温poly-Si(LTPS)技術を用いて8K画素(RGBストライプ配列)を実現。精細度は510ppiで、表面輝度は500cd/m2、フレーム周波数は120Hzと、なめらかかつ高精細な画質をIPS液晶の特徴である広視野角、高コントラスト(2000:1)などと組み合わせることで、8K映像を表現することを可能とした。

なお、同社では、今後、業務用映像機器をはじめとした幅広い用途に8K技術を提案していきたいとしている。

JDIが開発した17.3型8K液晶ディスプレイ。表示されている画像はNHKが提供したもの