UPQは9月25日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01」の初期出荷分にて、技術基準適合認定の表記に誤りがあったと発表した。同社は該当製品を回収し、正しい表記に修正して返送する措置をとる。

UPQ発表会で展示された「UPQ Phone A01」。3色展開となる

「UPQ Phone A01」は、8月28日に発売した4G LTE対応SIMフリー4.5インチAndroidスマートフォン。今回、技術基準適合認定の認証が未発行であり、製品本体に添付した技術基準適合認定ラベルの記載にも誤記が発見されたため、製品の回収を行なう。正しいラベル表記がなされていないと適合表示無線設備にならず、電波法上も使用できないという。

対象製品は「UPQ Phone A01」のうち、本体内部のラベル番号が、四角で囲まれた「T」の後に「D」で始まるもの。「UPQ Phone A01」はオンラインストア「DMM.make STORE」で販売されており、対象製品を所持するユーザーには、DMM.make STOREから返送キットが送られる。ユーザーはDMMサポートセンターへ着払いで製品を送付すると、正しいラベルに修正した製品がユーザーへ返送される。UPQでは、ユーザーに費用を負担させることはないとする。

対象製品の見分け方。「UPQ Phone A01」内部のラベル番号が、四角で囲まれた「T」の後に「D」で始まるものが対象となる

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【お詫びと訂正】UPQの発表をもとに当初「術基準適合認定は取得」と記載していましたが、UPQより認証が未発行だった旨の追加発表があったため、一部記述を変更致しました。