Androidのバージョンにはコードネームとしてお菓子の名前がアルファベット順につけられている。たとえば現時点で最新バージョンとなるAndroid5.1は「Lolipop(ロリポップ)」である。これは棒付きのキャンディーのことだ。そして、Googleが現在開発中の最新バージョン6.0に関しては「Marshmallow(マシュマロ)」になることが先日発表になった。LからMへ、アルファベットが一つ進んだことがわかるだろう。
この調子でいくと、次はN、そしてO、以下PQRSTUVWXYZと進んでいくはずだ。Zまでいくのに果たして何年かかるのか、そもそも本当にZまでいくのかはさておき、そろそろ心配になってくることがある。
それは、そろそろお菓子の名前をつけるのにネタ切れするんじゃないかということだ。
Mまでは、まぁわかる。マシュマロ、なるほどね。しかし、Nはどうだ。Nから始まる外国のお菓子……。しばらく考えてみたが、ちょっと出てこない。お菓子の名前なんて縛りを設けてしまったために、天下のGoogleも苦労するのではないか。
そこで余計なお世話ではあるが、Googleに代わって筆者がAndroidの次期バージョン以降のコードネームを考えてあげようじゃないか。XやらZやら、探す前からもうすでに詰みそうな予感がするが、辞書とネットを頼りにやってみよう。もちろん、検索にはGoogleを使うよ!
とりあえずこれまでのバージョンをおさらい
っと、その前にこれまでのバージョンにおけるコードネームをおさらいしておこう。こんな風になっている。
Android 1.0 Apple Pie(アップルパイ)
Android 1.1 Banana Bread(バナナブレッド)
Android 1.5 Cupcake(カップケーキ)
Android 1.6 Donut(ドーナツ)
Android 2.0/2.1 Eclair(エクレア)
Android 2.2 Froyo(フローズンヨーグルト)
Android 2.3 Gingerbread(ジンジャーブレッド)
Android 3.x Honeycomb(ハニカム)
Android 4.0 Ice Cream Sandwich(アイスクリームサンドウィッチ)
Android 4.1/4.2/4.3 Jelly Bean(ジェリービーン)
Android 4.4 KitKat(キットカット)
Android 5.0/5.1 Lollipop(ロリポップ)
Android 6.0 Marshmallow(マシュマロ)
このうち、アップルパイとバナナブレッドは非公式の名称で、公式に使われ始めたのはCのカップケーキからだ。まぁそれは細かいことなどでいいとして、こうして見ると日本ではあまりなじみのないお菓子の名前があったりして、やっぱりアメリカだなぁという印象を受ける。
また、ハニカムやキットカットは商品名で、特にキットカットは日本でも発売されているため、「そういうのもありなんだ!?」とちょっとした話題になった。コードネームは一般名詞でなくてもいいのだ。
これらを踏まえて、Nを考えてみよう。