H170/B150初のMini-ITXマザーボード

先週発売が開始されたH170/B150チップセット搭載マザーボードであるが、今週はASRockから、Mini-ITXモデル2種類が登場している。

ASRockの「H170M-ITX/ac」。デュアルGbEに無線LANも備える

こちらは「B150M-ITX/D3」。DDR3メモリを採用したモデルだ

H170チップセットの「H170M-ITX/ac」は、Intel「I219V」とRealtek「RTL8111H」によるデュアルGbEを装備。SATA 6Gb/s×4、mSATA×1をオンボード搭載し、バックパネルにはUSB3.0×6と、拡張性も十分だ。価格は16,500円前後。一方、B150チップセットの「B150M-ITX/D3」は、DDR3/DDR3Lメモリを採用したモデル。価格は14,000円前後だ。

H170M-ITX/acはMini-ITXながら、拡張性は高い。無線は802.11acだ

B150M-ITX/D3のインタフェースはシンプル。SATA 6Gb/sは5ポートある

ASRockと言えば"変態"コンボマザー

メモリの移行期には、新旧のメモリ規格に両対応する特殊なマザーボードが登場するもの。とりあえず手持ちの旧メモリを使っておいて、新メモリが安くなってから切り替える、という使い方ができるのがメリットだが、やはり今回も製品を出したのはASRock。「B150M Combo-G」という製品で、DDR3/DDR4を2スロットずつ備える。価格は12,000円前後。

ASRockの「B150M Combo-G」。やはりコンボマザーといえば同社

DDR3/DDR4に両対応(赤がDDR4で黒がDDR3)。ただし同時利用はできない

チップセットはB150で、フォームファクタはマイクロATX。低価格モデルながら、PCI Express x16を2スロット備え、CrossFireXをサポートする。バックパネル部分には、静電気から部品を保護するための「I/O Armor」も装着されている。

「Combo-G」の"G"は"Gaming"? なんとなくゲーミング風な作りだ