東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、液晶ディスプレイ一体型のオールインワンデスクトップPC「dynabook D61/TB」「dynabook D41/TB」を発表した。いずれも本体カラーはプレシャスブラックのみで、9月18日から順次発売する。価格はオープン、店頭予想価格(税別)はdynabook D61が190,000円台の中盤、dynabook D41が150,000円前後。

オールインワンデスクトップPC「dynabook D」シリーズでは、3波ダブルTVチューナーを搭載した「dynabook D81」「dynabook D71」「dynabook D51」が発表されているが、dynabook D61/TBとdynabook D41/TBはTVチューナーを持たないモデルだ。

dynabook D61/TB

dynabook D61/TB

上位モデルのdynabook D61/TBは、IPS方式の21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイを搭載。TVチューナーなしのハイスペック機として、久しぶりにラインナップされた。ハイレゾ音源に対応しており、ハイレゾ再生可能なプレーヤーソフトとハイレゾ対応スピーカー(オンキヨー製)を搭載している。

主な仕様は、CPUがHaswell世代のクアッドコアであるIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、メモリが8GB、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0だ。

インタフェース類は、USB 3.0×4、USB 2.0×2、マイク入力/オーディオ入力、ヘッドホン出力、HDMI入力、SDカードスロット、約92万画素Webカメラなど。本体サイズはW516×D170×H365mm(最小傾斜時) / W516×D240×H330mm(最大傾斜時)、重量は約7.0kg。Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属する。

左側面

背面

右側面


dynabook D41/TB

dynabook D41/TB

エントリーモデルのdynabook D41/TBは、ハードウェアスペック以外は上記のdynabook D61/TBとほぼ共通。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB、ストレージが1TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home 64bit。