準備が終わりアップグレードを開始すると、再起動後にファイルのインストールが行われる。途中で簡単な設定を行う必要があるが、作業にかかった時間はおよそ1時間程度だ。なおWindows 8.1のサインインにパスワードを設定している場合、Windows 10のサインイン時にも同じパスワードの入力が必要になるので注意していただきたい。

アップグレードを開始するとシステムが再起動したあとに、ファイルのコピーが始まる(写真左)。WN891ではなぜかアップグレード中の画面が縦向きに表示されていた(写真右)。こういった所もメーカー側で検証が必要な部分なのだろう

アカウントの選択や初期設定、既定のアプリなどを設定する

ロック画面(写真左)が表示されたら画面をスライドし、サインインのためのパスワードを入力(写真中)。サインイン後にアプリのインストールなどが行われる(写真右)

無事にWindows 10にアップグレードできた

WN891では、Windows 10がタブレットモードで起動する。これはスタートメニューやアプリが全画面で表示されるモードで、タッチ操作主体の人には便利な機能だ。通常のデスクトップを利用したい場合は、設定アプリからタブレットモードへの自動切り替えを無効にしておくといい。

タブレットモードではスタートメニューやアプリが全画面で表示される(写真上)。いつものデスクトップを使いたいときはアクションセンターから切り替えられるが、設定アプリの「システム」→「タブレットモード」から設定を無効化しておくと切り替えが必要なくなるので便利(写真下)