先日、第6世代となるニューモデルのiPod touchが発売された。ダウンクロック版であるもののiPhone 6と同じ「Apple A8」を搭載するなど、高いパフォーマンスが期待できる。また、価格が安いのも魅力的だ。本稿ではiPod touchとガラケーの組み合わせを利用した場合と、iPhone 6を1台使った場合、費用面でどう違いがあるのかを検証する。

第6世代のiPod touch

テザリング可能なガラケーならより安く運用できる?

iPod touchでは、モバイル回線が使えないが、その点は別途スマートフォンのテザリング機能やモバイルWi-Fiルーターなどでネット環境を用意すれば問題ない――。

と、そこで考えた人がいるかもしれない。

「もしかしたらAQUOS Kと2台持ちすれば、通話もできてiPhone 6持つより割安なのでは?」と。

そう、Android搭載のケータイであるauのAQUOS Kはテザリングもできるのだ。

果たして本当に安くなるのだろうか?

ならば比べてみようじゃないか。iPod touchとAQUOS Kの人気モデル「SHF31」または最新モデル「SHF32」の組み合わせを利用した場合と、iPhone 6を使った場合、費用面でどう違いがあるのかを検証していこう。

なお、iPod touchとAQUOS K SHF31/SHF32、iPhone 6の比較において、AQUOS Kはauのみでの取り扱いになるため、AQUOS KとiPhone 6はauで契約して使うという前提で比較。また、iPod touchとiPhone 6はどちらも16GBモデルで計算する。以下、本文中の価格は2015年7月現在のものとなり、すべて税別価格である。