米Amazonは米国時間16日、前日の15日に開催した初のセールイベント「Prime Day(プライムデー)」の売り上げが大盛況に終わったことを報告した。全世界ベースで受注は3440万アイテム、毎秒398アイテムを売り上げ、自社にとって過去最大だった2014年の"ブラックフライデー"を18%上回ったという。

AmazonのPrime Dayは、同社の有料会員Prime会員向けにAmazonが展開した1日限りのセールイベント。初の試みとして今年7月15日に開催され、AmazonのFire TVスティック、Fireタブレットなどのハイテクガジェット、高級ブランド、家電や日用品などさまざまなものが割引価格で販売された。

Amazonによると、同日Prime Dayを開催した国で販売したアイテム数は合計で3440万点。毎秒398アイテムを売った計算になる。これは、米国の年末商戦のスタートで、Amazonが過去最高の売り上げを記録した2014年の"ブラックフライデー"を18%上回るという。前年同日と比較すると、226%増だった。

テレビのHDMIポートに装着して利用する小型のメディアストリーミング端末「Fire TVスティック」

Prime Dayで最もよく売れたのはFire TVスティック。日本では、グリーンスムージーミックスがベストセラー製品となった。

Prime会員増加という点でも大きな効果があったようだ。日本では年会費3,900円が必要な有料サービスだが、1日のPrime会員登録としては最多を記録したと報告している。