パンを焼く前に注水

一般的なトースターとちがうのは、パンを焼く前にトースター上部の穴に、付属の5ccカップで水を入れること。注いだ水はパイプを伝って落ち、下部にあるボイラートレイにたまる。トレイの下には3本目のヒーターが隠されており、水を加熱することで庫内に蒸気を発生させる。

断面図(製品発表会にて撮影)

上部には水を注ぐ穴がある

扉を開けると、注水口のフタが自動で外れる。いちいちフタを開け閉めする必要がない

中身を見ると、ごくありふれたトースターに見える

向かって左側にパイプが見える。ここを伝って水は下へ落ちていく

パイプは簡単に外れる

細かい部品まで、丁寧に作られている印象だ

パイプには穴があいており、ここから水が入る

下部のボイラートレイに注いだ水がたまる。ヒーターで熱することによってスチームが発生

部品を外すのは簡単だ

下のトレイを外してパンくずを捨てられる

扉にフタがついているので、乱暴に開け閉めしないこと

パンの種類に合わせて、細かい温度調節を行うのもBALMUDA The Toasterの大きな特徴の一つ。温度帯は大きくわけて3段階だ。最初はデンプンをα化させる60℃前後でゆっくりと温め、次に表面が茶色くなり、多くのうまみ成分が出てくる160℃前後に温度を上げる。最後の1分を切ると、一気に220℃前後まで温度を上げて、カリッと仕上げる。

表面にカリッと焦げ目をつけるトーストや、焦げ目をつけずに中をしっとり温かくするクロワッサンなど、モードによって最適な温度制御を自動で行ってくれる。