東芝は19日、2015年夏モデルのPC新製品として、ノートPC「dynabook T」シリーズ5機種12モデル、一体型デスクトップPC「dynabook D」シリーズ4機種7モデルの計9機種19モデルを発表した(カラーバリエーション含む)。5月22日から順次発売する。

21.5型の液晶一体型デスクトップPC「dynabook D」シリーズでは、最上位の3波ダブルチューナー搭載モデルでハイレゾ音源の再生が可能となった。15.6型ノートPC「dynabook T」シリーズでは、新デザインを採用し、Enterなどのキーサイズを拡大するなど、使い勝手を向上。また、PCとして初めてコンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応する。

ほか、今夏提供予定のWindows 10アップデート支援として、データバックアップ用ソフト「バックアップナビ」、Windows 10の基本操作を学習できるソフト「動画で学ぶWindows10」が用意される。

それでは、同社製PC「dynabook」の2015年夏モデルを紹介していこう。

ハイレゾ対応したTV機能付き21.5型デスクトップPC

TV機能付き21.5型の液晶一体型デスクトップPCでは、「dynabook D81」「dynabook D71」「dynabook D51」の3モデルを用意。夏モデルでハイレゾ対応プレーヤーの搭載によりハイレゾ音源の再生が可能となった。また、基本性能も強化された。

5月22日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別160,000円台半ばから。


Windows 10アップグレード対策ソフトを搭載したTV非搭載デスクトップPC

「dynabook D」シリーズ中でTV機能非搭載の「dynabook D41/R」は、春モデルと基本性能は同等ながら、「バックアップナビ」と「動画で学ぶWindows10」を搭載する。5月22日から順次発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別150,000円前後。


キーボード周りを改良した最上位4KノートPC

「dynabook T95/RG」は、3,840×2,160ドット解像度の15.6型ディスプレイを搭載した、「dynabook T」シリーズ最上位モデル。

2015年夏モデルでは本体デザインを刷新。EnterキーやBackSpaceキーなど使用頻度の高いキーのサイズを拡大した。タッチパッドでは、手のひらが当たった場合の誤動作を防ぐ「パームリジェクション」機能を搭載。コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応するほか、本体性能も強化されている。

発売は5月22日から順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別230,000円台半ば。


「SeeQVault」対応のスタンダードノートPC

15.6型ノートPCのスタンダードシリーズ「dynabook T75/R」「dynabook T55/R」「dynabook T45/R」では、上位モデルの「dynabook T95/RG」と同じく、本体のキーボード周りを刷新し、「SeeQVault」にも対応。ハイレゾ対応プレーヤーも搭載し、ハイレゾ対応ヘッドホンなどでハイレゾ音楽を楽しめる(内蔵スピーカーはハイレゾ非対応)。

発売は5月22日から順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別130,000円前後から。


「TruRecorder」搭載の11.6型ネットノート

11.6型のタッチ対応ノートPC「dynabook N51/RG」は、新たにデュアルマイクを内蔵し、録音した音声から最大10人の話し手を識別できる同社製アプリ「TruRecorder」をプリインストールした。ハードウェアの主な仕様は、春モデルを引き継ぐ形となる。

発売日は5月29日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別10,0000円前後。