米Microsoftは14日(現地時間)、手持ちで撮影した動画を手軽に滑らかなタイムラプス動画が作成できる技術「Microsoft Hyperlapse」を公開した。同技術を採用したアプリを、Android、Windows Phone、Windows向けに無料提供。Androidではベータ版、Windowsではプレビュー版として提供する。

「Microsoft Hyperlapse」紹介ページ

「Microsoft Hyperlapse」は、自転車に乗ったり散歩したりする際に手持ちで撮影した動画を、手短なタイムラプス映像にする技術。AndroidおよびWindows Phone向けに設計されたモバイルアプリ「Hyperlapse Mobile」では、端末で撮影した動画だけでなく、既に撮影済みの動画をタイムラプス化でき、最大32倍までのスピードの変更や、Facebook、メールなどで他者と共有できる。なお、Android版はベータ提供のため、一般公開はしておらず、Google+のコミュニティに参加する必要がある。

Windowsのデスクトップ向けアプリ「Hyperlapse Pro」では、GoProなどのアクションカメラや、ビデオカメラなどで撮影した動画をタイムラプス動画に変換できる。解像度やフレームレートの変更も可能。対応OSは64bit版のWindows 7 / 8 / 8.1。

モバイル版(Windows Phone)の撮影画面イメージ。リリース時点でのWindows Phone対応端末はLumia 435やHTC One M8など16機種、Android版はAndorid 4.4以降の端末となっている