学ぶ! 未来の遊園地

「学ぶ! 未来の遊園地」では、Surface Pro 3を使った展示「天才ケンケンパ」をはじめ、子供が体を動かして遊べる9つの作品を展示。「仲間と一緒に作るとより良いものができる」という"共創"の体験を子供たちに伝えることが目的という。

展示「天才ケンケンパ」。
水面をモチーフにした床上のディスプレイに表示される、○△□の図柄を踏んでいく"けんけんぱ"。平日は、設置している3台の「Surface Pro 3」を操作して、来場者自身が○△□の配置を決められることがポイント。同じ色や図柄を連続して踏むと、音が鳴ったり図柄がはじける演出になっている。実際に体を動かす楽しさに加え、自分が作ったコースを誰かが遊ぶ、という仕組みも面白い

平日限定の「つくる! 天才ケンケンパ」は、コース生成用の「Surface Pro 3」が3台、"今何のコースをか"を表示する「Surface Pro 3」が1台の計4台で運用。指やペンによるタッチ操作で直観的にコースを作れる

展示「3Dお絵かきタウン」。
車やビル、UFOなどが描かれた紙に色を塗り、スキャナで読み取ると、大型ディスプレイで描かれた街の中に、自分が描いた作品が3Dで表示され動き出す。表示されている車やビル、UFOなどをタッチすると、早さが変わったり、建物が揺れたりする。街の中にはヘリコプターが飛んでおり、別のディスプレイでは、ヘリコプターから見た街の空撮も楽しめる。同様に、海中の世界を描いた展示「お絵かき水族館」も展示している

細長い三角形のデザインに「マイナビニュース」と描いた作品を「3Dお絵かきタウン」で3D化! スキャナはPFU「ScanSnap SV600」で、作品をスキャンすると自動的に大型ディスプレイで作品が3Dに。自分が描いた作品は最終的に街のどこかに配置される。見つけるとちょっと嬉しい

展示「光のボールでオーケストラ」。
ボールを跳ねさせた振動により、内部LEDの色が変わり、音が鳴る仕組み。各ボールは無線でP2P接続され、色や音が連動する。来場者がそれぞれのボールを鳴らすことで館内に流れる音楽に音が重ねられていき、オーケストラ風に変化していく。巨大なボールを遊ぶこと自体が楽しく、館内の音が変わっていくのも面白い。ブランドディレクターの工藤氏によると「一番子供たちのウケが良い展示」

展示「つながる! 積み木列車」。
テーブルの上に同じ色の四角いブロックを連続して配置すると、その色を認識し、電車や飛行機など、色に応じたコンテンツが自動で生成される。天井にプロジェクタとKinectを備え、ブロックの位置と色を認識。他の来場者が作った川に、自分がブロックを置いて橋を架けたりなどでき、他の人と協力すると大がかりな作品も作れる。同様の展示「小人が住まうテーブル」も展示されている

展示「メディアブロックチェア」。
一端に「+」、もう一端に「-」を設定した光のブロックを組み合わせることで、ブロックの色を「+」側(のブロック)から「-」側(のブロック)に移動できる。ブロックは小型のスツールほどの大きさで座ることもできる