米Microsoftは31日(現地時間)、Windowsタブレット「Surface 3」を発表した。2014年7月に発売された「Surface Pro 3」とはどのように違うのだろうか、本稿では2機種のスペックや機能を比較し、「Surface 3」の立ち位置を探る。
約3万5千円安価な「Surface 3」
まずは価格や発売日、サイズを比較しよう。
機種名 | Surface 3 | Surface Pro 3 |
---|---|---|
発売日 | 2015年5月5日(米国) 2015年5月7日(26カ国、日本は含まれていない) |
2014年7月17日 |
価格 | 499ドル(約6万円) | 799ドル(約9万5千円) |
「Surface 3」の発売日は、米国では5月5日、英国やフランス、ドイツ、韓国、台湾などの26カ国では5月7日となっている。なお、日本での発売についてはアナウンスされていない。「Surface Pro 3」の発売日は昨年の7月で、およそ1年後の発売となる。
価格は仕様により異なるが、ここでは最も安価なモデルで比較する。するとやはり目に付くのは「Surface 3」の安さだろう。日本円にして約3万5千円も安い。以前、行ったアンケート調査では約8割のユーザーが「Surface Pro 3」に対して高いと感じていた。また、約3万7千円安くなれば、購入を検討するという結果も出ていたため、約3万5千円安い「Surface 3」の購入に前向きになるユーザーも多いのではないだろうか。