Google Japanは4月1日、新しい日本語入力IME「Google日本語入力 ピロピロバージョン」を発表した。

毎年凝ったエイプリルフール企画を展開するGoogle日本語入力、今年はピロピロバージョン

2013年の「パタパタバージョン」、2014年の「マジックハンドバージョン」に続き、2015年は「ピロピロバージョン」が登場。快適な文字入力環境の開発を進めてきた同社は、「手で操作する」という固定観念に囚われていたことに気づいたという。「つり革や手すりに掴まっている」「赤ちゃんを抱っこしている」「逆立ちをしている」……そんな時でも快適に入力できるよう、「ピロピロバージョン」を開発した。

入力には、オモチャのピロピロを模したと思われるインタフェースを採用。吐いた息の量を、ピロピロの長さに変換することで可視化し、その長さを赤外線センサで読み取り、Bluetoothで送信することで、文字入力を行なう。紹介ページのURLはhttps://www.google.co.jp/ime/_o/ 。URLにもピロピロ感がにじみ出ており、ページをスクロールすることで、URLのアンダーバー部分が伸びる仕様だ。

「ピロピロバージョン」の主な仕様。Bluetooth SPP(Serial Port Profile)に対応し、バージョンは2.1。電源は単4形乾電池。動作時間は連続使用時間で約20時間(長い!)。本体サイズはピロピロ伸長時でW26×D400×H56mm、重量は約40g

いかなるシチュエーションにも対応できるよう、豊富なラインナップを用意

Google日本語入力 ピロピロバージョン」紹介ページでは、作り方を紹介する「つくってみる」、ドット絵風ミニゲームが遊べる「ためしてみる」も公開されている。