東京のAMラジオ局・文化放送(JOQR)は、同局が1月20日~3月15日にかけて一般公募した"新ロゴ"の応募作品の中から、武蔵野美術大学を今春卒業したばかりの新人デザイナー・工藤大貴氏の作品を採用作品(最優秀賞)として決定したことを発表した。

文化放送の新しいロゴ

このたび同局が一般公募を実施したのは、今年秋から冬にかけて予定されているワイドFM(FM補完局)の開局にともなう、「AM1134kHz」と「FM91.6MHz」を入れた新しいロゴ。合計5,352もの応募作品の中から新ロゴとして採用されたのは、今春デザイン会社に就職する武蔵野美術大卒生・工藤大貴氏の作品だ。同氏には賞金として「FM91.6MHz」に引っかけた91万6000円が贈呈される。

また、同氏は、応募時は武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科の学生で、先日卒業式を終えたばかりの22歳(1991年生まれ)。4月からは東京都・渋谷のデザイン会社「CONCENT」にデザイナーとして就職することが決まっているという。また、過去には朝日広告賞入選と毎日広告デザイン賞学生賞の受賞歴がある。

なお、新ロゴは、『「運転&文化放送」「勉強&文化放送」「料理&文化放送」などと、人の生活に寄り添うラジオ局』、『コーポレートメッセージ「人と心の絆を大切にする、マイラジオ文化放送」』、『これまでの「AM1134kHz」に新たに「FM91.6MHz」が加わり、より身近なラジオ局になる』が「&」で表現されており、同局では今夏から順次、新しいロゴへ移行していくということだ。