手頃な値段で、雑貨から食料品まで幅広い品物が揃う100円ショップ。最近ではPCや携帯関係のグッズも並ぶようになっているが、普段数千円で販売されているものが100円で買えるとなると、品質や性能が気にかかるところだ。そこで実際にショップで購入してきたスマホグッズから、「使える」グッズ類を紹介したい。前回は、スマホスタンドやスマホケースなどを紹介したが、今回はケーブル類や充電器のほか、ちょっとユニークなグッズを紹介したい。

ケーブル類

100円ショップでは各種ケーブルも販売されている。スマホ用として利用頻度が高そうなのは、micro USBケーブルとiPhone用のLightning/Dockケーブルだろうが、これら2種類については諸事情により別稿に譲ることにして、今回取り上げたのは電源の延長コードだ。

最近はコーヒーショップやファストフード店でも電源を利用できるところが増えてきたが、コンセントは1席1つしか付いていないことが多く、複数の機器を持ち歩く人にはちょっと不便。コンパクトな電源タップを持ち歩くのもひとつの手だが、経験上タップ1つより、延長用の電源コードとタップを組み合わせると、状況に応じて使い分けられるので便利だ。タップ類も100円ショップでは色々用意しているが、ACアダプターが干渉しにくいものを選ぶといい。

ダイソーで見つけたのは「延長コード70cm」。1本あると何かと便利な電源延長コードだ。コンセントに電源アダプターを挿す隙間がないときは、余裕のあるところまで延長してから挿せばいい。ちなみに70cmのものが100円で、1.5mのものは200円だった。

「延長コード70cm」ダイソーで購入

「3個口配線タップ下」は、下向きに3つのコンセントが並んでいる電源タップ。正直言うと、3つ並んでいるよりも正面に1つと、左右の側面に1つずつあったほうが使いやすかった。あとでセリアに行ったらそういった形状のタップが100円で売っていたので正直失敗したと感じた。

「3個口配線タップ下」ダイソーで購入。正面に1つと左右の側面に1つずつあるほうが使いやすい

2つを組み合わせて延長タップのようにして使う。ケーブルをコンセントに挿してもいいし、タップの口を延長して電源アダプターなどを挿して使ってもいい

なお、100円ショップにはイヤホンやスピーカーも売っているが、音質はどちらも値段相応、といったレベル。特にスピーカーはアンプも内蔵していないため、音量も小さく、スマートフォン内蔵のスピーカーのほうがマシではないかと思わせる。何かの工作などに素材として組み込むのなら悪くはないが……といったレベルなので、今回は購入しなかった。