スイスの高級腕時計メーカーのTAG Heuerは、スイスのバーゼルで開催中のウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」で19日、GoogleとInteとパートナーシップを結び、Intelテクノロジーを採用し、Android Wearを搭載したスマートウォッチの開発に乗り出すと発表した。

今回の発表では、パートナーシップの締結についてのみ公表された。製品については発表されず、また、リリース時期や価格帯についても触れられていない。

Android Wear搭載スマートウォッチはこれまで、2~3万円程度の値頃感のある価格帯に製品が集中していたが、高級腕時計メーカーのTAG Heuerが参入することで、スマートウォッチの幅が広がりそうだ。また、高級スマートウォッチと位置づけられるApple Watch(エディションモデル)にもライバルが出現したといえそうだ。