Vivaldi Technologiesは5日(ノルウェー時間)、PC向けブラウザ「Vivaldi」のテクニカルプレビュー第2弾(v1.0.118.19)をリリースした。対応OSは、Windows、Mac OS X、Linux。Vivaldi公式サイトから無料でダウンロードできる。

「Vivaldi」のテクニカルプレビュー2(v1.0.118.19)。編集部でWindows 8.1およびWindows 10テクニカルプレビューでの動作を確認

大西洋を泳いで渡るなどのパフォーマンスで知られる、Opera Softwareの元名物CEO、Jon S. von Tetzchner氏率いるVivaldi Technologiesの新ブラウザ「Vivaldi」テクニカルプレビュー2。最初のテクニカルプレビュー(v1.0.83.38)は2015年1月に公開されてのち、3月5日時点で70万回以上ダウンロードされているという。

テクニカルプレビュー2の新機能として、ブックマークバーの搭載が挙げられる。「ブラウザのコントロールを個人の手に取り戻すための機能」として搭載されたブックマークバーは、ブックマークツリーにある任意のフォルダを、ブラウザの上部または下部に設置できる。

ブックマークバーを上部に表示した場合

ブックマークバーを下部に表示した場合

ブックマークバーは全体の設定画面から設定可能

ページの「早送り」「巻き戻し」ボタンも搭載。「早送り」では現在読んでいるページの次のページを表示でき、たとえば検索結果の次のページを「早送り」ボタンで表示できる。「巻き戻し」をクリックすると、サイトの最初のページに1クリックで戻ることができる。また、ページ表示に際し、キャッシュされた画像のみ読み込む/画像を一切表示しないなど、画像のローディングをコントロールする機能も搭載する。

ページの「早送り」「巻き戻し」ボタン。早送りをクリックすると、検索結果の次のページを表示できる

このほか、Shift+カーソルキーでページ内リンクを選択できる「空間ナビゲーション」機能や、64bit Windows/32bit Linuxのサポートなども行われた。

デフォルトでのメニュー表示は、テクニカルプレビュー1と同じく左上端のファビコンから行える

テクニカルプレビュー2のバージョン情報