シャープは2月10日、「HEALSIO」シリーズから、スロージューサー「ヘルシオ ジュースプレッソ」の「EJ-CF10A」と「EJ-ST1」を発表した。発売は4月1日。価格はオープンで、推定市場価格はEJ-CF10Aが37,000円前後、EJ-ST1が33,000円前後(いずれも税別)。

ヘルシオ ジュースプレッソ(上段左から、EJ-CF10Aのレッド系、グリーン系、オレンジ系、下段左から、EJ-ST1のイエロー系、ブルー系)

ジュースプレッソは2012年6月発売の初代、2013年4月発売の第2世代に続いて、今回のEJ-CF10AとEJ-ST1が第3世代にあたる。初代から"低速圧縮搾り"と呼ばれる方式を採用しており、栄養素の破壊と酸化を抑えてジュースを搾れる。

EJ-CF10AとEJ-ST1では、"分離型スクリュー"と呼ばれる新たな部品を採用。第2世代のフィルター一体型スクリューを分解できるようになり、内側に詰まった食物の繊維といった絞りかすをしっかり取り除けるように改良された。

内側が分解できるようになった、新フィルター一体型スクリュー

左から、第1世代、第2世代、第3世代のスクリュー部。右下はフローズン用のアタッチメント

第1世代(左)とEJ-CF10A(右)で、同量のニンジンを使用したジュース搾りの比較。EJ-CF10Aのほうがフィルター内部での詰まりが少ないため、絞りかすが多く外に排出されている

搾ったジュースをさらに茶漉しで濾してみたところ、EJ-CF10A(右)のほうがジュース内にも繊維が少ないことがわかる

EJ-CF10Aはフローズンデザート作りにも対応。フィルターを新たに用意したフローズン用のアタッチメントに付け替えることで、凍らせた食材からフローズンデザートやフローズンサラダを作ることができる。

EJ-ST1は従来モデルのデザインを引き継ぎ、EJ-CF10Aは竹をイメージした直筒状のデザインとなっている。本体カラーは従来のレッドに加えて、フルーツや野菜をイメージしたビタミンカラーの全5色で展開。EJ-CF10Aがレッド系、グリーン系、オレンジ系の3色、EJ-ST1がイエロー系、ブルー系の2色を用意する。

サイズと重量はEJ-CF10AがW150×D177×H425mm/4.7kg、EJ-ST1がW150×D194×H435mm/4.6kg。いずれも1分間に32回転する。

手入れもしやすい"フィルター外搾り"方式

田村友樹氏。2014年にヒットしたシャープの「お茶プレッソ」の企画・開発も担当している、"臼"を研究し尽くした人物だ

製品の発表に先駆け行われた記者説明会でデモンストレーションなどを行った、シャープ 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長兼商品企画部長の田村友樹氏は「現在市場に出ているスロージューサーは、スクリューとフィルターの間で食材を搾って、ジュースが外側へ濾される"フィルター内絞り"方式を採用している。これに対して、シャープのジュースプレッソは2代目以降、一体になったスクリューとフィルターで、ジュースが内側へ濾される"フィルター外搾り"を採用しているのが特徴。フィルター内絞りタイプに比べて、繊維質をあまり含まずに搾れることや手入れのしやすさに優位性がある」と説明。さらに、「従来モデルでも、弊社はDCモーターを採用して小型化を図っていた。今回のフローズン対応にする際にも、十分な馬力(トルク)のモーターを組み込むところが大変だった」と製品設計上の苦労を明かした。

凍らせた小豆と豆乳を投入してフローズンを作る調理デモ(製品説明会にて)

出来上がった小豆&豆乳フローズン。甘さなどの好みを調節したり、無添加でヘルシーなフローズンスイーツを家庭で楽しめるのが魅力だ