例えばカメラ部を服あるいは頭部などに、コントローラー部を腕に装着しておくような使い方では、好きなタイミングで腕のコントローラーを操作して写真が撮れる。カメラのファインダーを覗いて写真を撮影する場合、無意識に構図を調整してしまうが、この撮影スタイルであれば、常識に縛られない自由な写真が撮れるかも知れない。
また、カメラ部に三脚ナットを取り付けることで、一脚(いわゆる自撮り棒)や吸盤タイプのカメラスタンドを利用することも可能。撮影のバリエーションが格段に増えるだろう。
例えば、家族でスキーをしに来ているような場合。家族の写真を撮ることに熱心なお父さんは、自身が写真に写る機会が少なくなりがちだ。しかしEX-FR10と一脚を使えば、家族と一緒に楽しくスキーを滑っている様子を簡単に撮影できるだろう。
ここで、一脚を使って自撮り撮影した様子、および後頭部にカメラを装着して後続のスノーボーダーを撮影した様子を動画で紹介する。なお一脚を使った撮影は、周りのスキーヤー・スノーボーダーの安全に充分配慮した上で行っている。
こちらがEX-FR10で撮影した動画 |
一脚×2本、夕食、卓球と撮影は続く
この後、一脚を天に掲げて撮影してみた。軽量のEX-FR10だからこそできる撮影方法だ。滑っているスキーヤーの真上、真横、真正面、真後ろから撮影すると、これまで見たことのないような絵面になった。ちなみに撮影の途中で転んだり、カメラを雪に近づけすぎてレンズが雪まみれになったりしたが、防水・耐衝撃・耐寒性能が本領を発揮。全く影響がなく撮影を続行できた。
こちらが、2本の一脚を使って撮影した動画 |