MVNOやVoLTEには対応せず、あくまでガラケーの延長線

Q.MVNOを使っての利用は可能か

A.利用できない

中田戦略企画部部長によると、「AQUOS K」はケータイユーザー向けに開発しているため現時点ではMVNOの利用はできないとのこと。

Q.料金体系はどうなっているのか?

A.現時点ではわからない

利用にあたって、ケータイとスマホどちらの料金プランが適用されるのか、または独自のプランが設定されるのか気になるところだ。しかし、今回の発表会においてシャープでは「キャリアではないため、料金についての発言は難しい」とプランについてのアナウンスはされなかった。

Q.au VoLTEに対応している?

A.対応していない

現時点では残念ながらVoLTEに対応していないが、長谷川常務執行役員は「今後はそういう展開もあるだろう」と対応を匂わせる発言も。今後に期待か。

Q.「AQUOS K」の発売日は?

A.2月下旬予定

Q.「AQUOS K」はケータイなのかスマホなのか

A.ケータイユーザー向けの進化したケータイと考えるのが妥当

ケータイとスマホのいいとこ取りをしているのが「AQUOS K」だが、発表会では長谷川常務執行役員のプレゼンで「ケータイをスマートに生まれ変わらせる」と説明している点や、中田戦略企画部部長の「ケータイを使っているお客様が本当に満足できることは何かということを考えた」というコメントから考えると、ケータイを機能拡張させたもの、と考えた方が良さそうだ。

Android搭載とはいえ、スマホっぽさは抑えめ。従来のケータイユーザーを意識した作りだ

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発表会では、検索やサイト閲覧の不便といったケータイ利用の不便さとそれを改善する製品として「AQUOS K」を紹介しており、従来のケータイをメインとして利用するユーザーのニーズに応えた製品という色彩が強い。しかし一方で、テザリングが利用できる点はケータイとスマホの2台持ちをしたいユーザーとしても気になるところだ。

今回のシャープの発表では料金プランについて触れられなかったが、テザリングのプランを追加してもリーズナブルに利用できるとしたら、モバイルデバイスを使いこなしているユーザーにとっても注目の製品かもしれない。

(記事提供: AndroWire編集部)