言語の切り替えをせずに使える新しい音声会話モード

「Google翻訳」はこれまでも会話のやりとりの音声を聞き取ってテキスト表示と音声の再生で翻訳できたが、やりとりのたびにボタンをタップしていた。しかし、新しい音声会話モードではあらかじめ2つの言語を指定しておけば、アプリ側で会話の言語を自動的に認識して翻訳するため、アプリの操作に気を取られることなく会話ができるようになっている。

利用するには、言語を指定してからアプリ内のマイクのアイコンをタップし、音声会話モードへ移動。画面内の会話ボタンをタップすると会話の聞き取りと翻訳がスタートする。ノイズが入る場所や多人数のおしゃべりでは言葉の認識は難しいが、音声が入りやすい位置にデバイスを持っている状態で1対1で話すならスムーズな会話が可能だ。

あらかじめ言語を選択してマイクアイコンをタップする

一度、会話ボタンをタップすれば自動認識で相手と自分の言語を検出して翻訳してくれる

海外旅行にとっての言葉の悩みどころは、会話はもちろん看板や標識といった目に入る文字の意味がわからない点もある。Google翻訳の新機能では、テキストやWEB翻訳では解決できない悩みもカバーされているだろう。

(記事提供: AndroWire編集部)