年末年始、怠惰と飽食に溺れた生活という罪によりお腹周りに枷を施されたみなさん、寒中お見舞い申し上げます。このままでは昨年買った春物の服がパツパツになってしまう……という危機感をお持ちなら、今すぐiPhone片手に行動を起こすべし。

方法はいろいろありますが、まずはタイプ別におススメの方法を探してみては。自分に合いそうなものを見つけたら、あとは継続あるのみです!

おススメのアプリをタイプ別に診断

【A】のあなたは……『365日 腹筋アプリ SitApp』

美しいプロポーション作りの基礎は筋トレ。何はなくとも腹筋から始めましょう。『365日 腹筋アプリ SitApp』は、お腹の上にiPhoneを載せて腹筋をすることで、回数をカウント・記録してくれるアプリです。毎日のノルマを設定しておくと、アイコンバッジにその日の残り回数を表示。忙しくてつい忘れがち、という方のためにリマインド機能も搭載されています。

iPhoneのセンサーで回数カウント。しっかり身体を起こさないとカウントされません

その日のノルマをアイコンバッジに表示

さらに、腹筋だけでなく背筋・腕立て伏せ・スクワットと4種類のアプリがシリーズ展開。一周こなせば軽くジムに行ったくらいの効果は得られます。いずれもiPhoneのセンサーやカメラを利用して動きを計測するので、手抜きやラクして回数を稼ぐのはNG。しっかり効果のあるトレーニングができます。

追加キットでグラフ表示や回数を自由に設定できる機能が利用可能に

タニタの体組成計と連動。体重や体脂肪が増えたらペナルティを追加する機能も

トレーニング回数・セット数の設定や広告解除など、追加機能の利用には有料キットの購入が必要ですが、ジムに行くことを考えれば数百円は微々たるものと言えます。一式購入して、投資を回収したと実感できるまで継続してみましょう。

【B】のあなたは……『Nike+ Running』

NikeとAppleといえば、テクノロジーを活用したスマートなワークアウトをサポートするソリューションの最先端。『Nike+ Running』では、ジョギングやウォーキングをする際にアプリを起動し「START」をタップするだけで、毎回のワークアウトごとに速さ・継続時間・消費カロリーなどを算出してくれます。

起動すると、累計走行距離やワークアウトを表示

走った距離や時間、消費カロリーが分かります

ワークアウト中は1kmごとに平均速度や時間をアナウンス。終了時には合計の過去の記録と比べて距離・時間・速度・継続日数が延びていればアナウンスしてくれるので、モチベーションも上がります。日本語パッケージをインストールすれば、(元西武ライオンズ)清原選手など著名なアスリートから褒めてもらえるご褒美も。

記録の一覧表示は、横向きにするとグラフに

目標を設定したトレーニングプログラムも利用できます

蓄積された記録は画面を横向きにすることでグラフ化。目標達成をサポートしてくれるトレーニングプログラムも搭載されているので、ハーフマラソン、フルマラソンなど具体的な目標に挑戦したい人にもおススメです。

【C】のあなたは……『あすけん』

バランスの良い食事と適度な運動が健康の基本であり奥義である、というのは分かっていても、今の食事がどれくらいバランスがとれているのか、どの程度運動すればいいのか、素人にはわかりません。そこをしっかりアドバイスしてくれるのが『あすけん』です。

食事、運動、体調などをトータルで管理

食べた物を入力すると栄養バランスを視覚化してくれます

一般的なレコーディングダイエットアプリと同じく、現在の体重と目標体重を入力して1日の適正摂取カロリーを設定。これを毎日守っていくことで体重は落とせますが、健康のためにはその中身も重要です。このアプリでプレミアム機能を利用すると、入力したメニューの栄養素のグラフ化され不足/過剰が一目でわかります。また、昼までの内容を振り返って夕食にアドバイスをくれたり、1日分の評価から注意点を教えてくれます。

食事内容についてのアドバイスをもらえます

最大5つの品をまとめて検索でき、入力が素早く行えます

さらに、1週間・1カ月単位で食事と運動の記録を俯瞰し、得点で評価。日々の生活を記録して、総合的な健康度の向上を目指しましょう。ただ体重を減らすだけでなく、根本から健康な身体作りに取り組みたい方におススメです。

【D】のあなたは……

目標体重と期間を入力すると、自動的に毎日の適正カロリーを設定。食事でプラス、運動でマイナスして、日々目標をクリアしていくことで確実に体重が落とせる、というのがレコーディングダイエットアプリ。でもこれが効果的だと分かってはいても、入力し続けるのはけっこう面倒なもの。類似のアプリをいくつか試した中で、入力の手間が比較的省けるのがこの『カロリー管理(痩せるアプリ)』です。

見やすく入力しやすい画面デザイン

外食メニューも豊富に搭載。新メニューも逐次更新されます

メニュー検索から入力までのタップ数が少ないこと、分量調整が簡単なことなどの他、最近入力したメニューの再利用やお気に入りの活用で、いつも食べるものの入力がよりラクに。また、材料を選択してオリジナルのメニューを登録すれば、リストにないメニューも登録が可能。ご飯+味噌汁+納豆という朝食セットを登録しておけば、朝の入力も一発で完了です。

アイコンバッジにはその日摂取できる残りカロリーを表示

毎日の摂取カロリーと体重の推移が一目でわかります

アイコンバッジには、その日に摂取可能な残りカロリーが表示されるので、間食や夜食の前にはホーム画面をチラッとチェック。運動で消費すればその分摂取可能な数字が増えるので、アレを食べたいからこれだけ運動する、という具体的かつ超短期的な目標設定にも役立ちます。計画性はないけど目の前の課題クリアならできる、という方に最適です。

【E】のあなたは……

その時の都合や気分に合わせてマイペースで続けたいという方は、1日3回約80kcalをずつ減らすタスク型のダイエットサポートアプリ『ダイエット80』を試してみては。1日分全てのエネルギー摂取/消費を入力し管理するのではなく、生活の中にちょっとしたダイエット習慣を取り入れることで、差し引きマイナスにしていこうというものです。

毎日3つのタスクをこなせば1カ月で1kg痩せるはず

運動や食事など、様々な種類からその時にできることを選択

身体についた脂肪1kgは、エネルギーにすると約7,200kcal。つまり、7,200kcal消費すれば1カ月で1kg痩せられる、というのがこのアプリのコンセプト。1カ月で1kg痩せようと思ったら、1日平均240kcalを消費すればOKというわけ。例えば、ごはんを3口減らして-80kcal、犬の散歩25分で-80kcal、おやつのカールを15個分減らして-80kcal、など、3つのタスクをこなすことで毎日240kcalずつ減らすことができるようになっています。

毎日の記録と今月の達成度を一覧。iPhoneの歩数計数値も表示されます

Game Center連動で、みんながやっているタスクを一覧

ただし、せっかくここで80kcal減らしても、間食や夜食で追加しては意味がありません。いつもの生活を守りながら、運動を増やしたり食べる量をちょっと減らすといった生活習慣づくりに活用するのがよさそうです。

(提供:iPad iPhone Wire)