日本サード・パーティ(JTP)は1月9日、フランスAldebaranの日本法人であるアルデバランロボティクスと、ヒューマノイドロボット「NAO」について販売代理店契約を締結し、販売を開始したと発表した。

Aldebaranは、世界70カ国で1000の研究所や大学、高校に、6000体以上のヒューマノイドロボットの導入実績がある。また、国際的なロボットコンテスト「ロボカップ」においてもソニーの「AIBO」に代わり標準機として採用されている。この他にも、2014年6月にソフトバンクと共同で、「NAO」と同じOSと開発環境を持つロボット「Pepper」の販売を発表している。このように、「NAO」は今後の需要が見込まれることから、JTPで取り扱うことにしたという。

今後、JTPは販売代理店契約に基づき、学術分野、および広告宣伝市場などへ「NAO」のレンタルと販売を行う他、教育分野への展開、アプリケーションの開発などに注力するとコメントしている。

アルデバランロボティクスのヒューマノイドロボット「NAO」 (出所:アルデバランロボティクスWebサイト)