米Microsoft傘下のSkypeは15日(現地時間)、Skypeの会話をリアルタイムに翻訳する機能「Skype Translator」のプレビュー版を発表した。

「Skype Translator」の公式ページ

ビデオチャットでは英語、スペイン語に対応。IM(インスタントメッセージ)チャットでは日本語を含む40以上の言語に対応する。Skype TranslatorのWebページを通じたメールアドレス登録により、登録日や登録言語に応じて順次利用可能になる。対応環境はWindows 8 / 8.1、Windows 10テクニカルプレビュー。

Skype Translatorは学習機能プラットフォームをベースに構築されている。同社は、プレビュー版の時点で多くのユーザーが実際に会話することで、提供される話題、言語のアクセントや種類などについて、より高度な認識、翻訳を学習できるようになるとする。

同機能は、5月に開催された米IT系メディア「Re/Code」の技術カンファレンスで米MicrosofのSatya Nadella氏が初めて披露。その際にはドイツ語・英語間のリアルタイム翻訳がデモンストレーションされており、2014年内のリリースが予告されていた。

Skype Translatorプレビュー版を紹介する米Microsoftの公式動画