サービスの種類が豊富なauのau VoLTE

12月12日の対応機種発売と同時にau VoLTEをスタートさせたau。高品質通話に留まらない多彩なサービスを提供しているのが特徴だ。

例えば「シンクコール」のように、WEBサイトやゲームなどアプリを表示させながら、スピーカーやイヤフォンを使っての通話が可能であり、電話だからとスマホ利用を中断する必要がない。

また、画面や映像などを通話相手と共有できる機能も充実している。スマホ画面や再生中の音声を共有できる「画面シンク」。カメラで撮影している風景を相手と共有できる「カメラシンク」、地図上で位置を共有できる「位置シンク」。画面上に絵や文字を相手と一緒に書き込みができる「手書きシンク」。音声以外にも画面を使ったコミュニケーションができるのはもちろん、アプリの使い方や地図など相手に説明したい時に便利だ。

シンク機能で他社と大きな差別化を図ったKDDI

加えて、最大30名までの同時通話ができる「ボイスパーティー」という機能も用意されている。この機能は発信者がau VoLTEの対応機種を使っていれば、相手が携帯や他社スマホ、固定通話でも通話に参加できるというもの。ただし利用するには、「ボイスパーティー(月額400円/税別)」や「電話きほんパック(V)(月額400円/税別)」といったオプションに入る必要がある。

料金についてはauのサイトではau VoLTE対応スマートフォン向けの料金プランとして、「LTEプラン(V)」+「LTEフラット(V)」+「LTE NET」が紹介されている。国内通話が24時間かけ放題の「カケホとデジラ」も利用可能だ。

様々な使い方ができそうなau VoLTEだが、現時点で対応しているのはisai VLとURBANO(V01)の2機種のみ。対応機種の充実を期待したいところである。