iPhone6とPlusにも搭載されているiOS 8。初めてのスマートフォンとして、またはAndroidからの移行でiOS端末を使い始めたという方も多いかと思います。この連載では、初めてiPhoneを利用する方に役立つ基本的な使い方とお役立ち情報を紹介していきたいと思います。今回は「時計」アプリについて。

日本だけでなく世界各地の時刻を登録できる「世界時計」

ユーザーによって意外に使う頻度が違うのが時計アプリ。時間はロック画面で見るからわざわざアプリを開かないという方から、アラームやタイマーを活用している方まで様々ですが、意外に生活の身近なところで役立つ機能が多いので使い方を知っておいて損はありません。では、機能や使い方を紹介していきたいと思います。

時計アプリを起動すると、画面下にメニューが現われます。まずは一番左の「世界時計」機能からチェックしましょう。世界時計では、世界各地の地域を登録しておけば、いつでも現地時間を確認できます。

登録方法は、画面右上の「+」アイコンをタップして、ウインドーに地名を入力して検索するか、表示されている一覧から都市名を選択すればオーケーです。一覧の中に標準世界時(協定世界時)が「UTC」として入っていますが、残念ながらそれ以外の標準時の略称や、「UTC-9」「UTC+10」のような設定はできません。

この世界時計機能は旅行やビジネスで海外に行く時はもちろん、海外にいる家族や友達といった親しい人に連絡を取る際や、海外のスポーツ・イベント中継を観たい時に役立つでしょう。

登録した世界各地の時間を一覧で見られる「世界時計」。時計画面をタップするとアナログ・デジタル表示切り替えが可能

世界時計に、他の地域の時間を表示させるには「+」をタップして場所を検索するか一覧から選択しよう