富士フイルムは20日、Xマウント交換レンズ用のマクロエクステンションチューブとして、撮影倍率が11mmの「MCEX-11」と16mmの「MCEX-16」を発表した。12月11日より発売する。価格はともに11,900円(税別)。

「MCEX-11」(写真左)、「MCEX-16」(写真右)

「MCEX-11」は、カメラボディとレンズの間に装着し、高い撮影倍率でマクロ撮影を行うためのアクセサリ。一例を挙げると、最大撮影倍率が0.17倍のレンズ「XF35mmF1.4 R」で使用する場合、「MCEX-11」装着時で最大撮影倍率が0.47倍に、「MCEX-16」装着時で0.61倍になる。

電子接点を搭載しており、ボディとレンズ間での通信が可能。AEでの撮影も行える。本体の素材は、同社のデジタルカメラ「X」シリーズのボディやレンズと同じものが使われており精度と堅牢性に優れる。また外観デザインの親和性を保ちつつ高級感を損なっていない。

「XF35mmF1.4 R」レンズ単体で撮影(0.17倍)

「XF35mmF1.4 R」レンズに「MCEX-11」を装着(0.47倍)

「XF35mmF1.4 R」レンズに「MCEX-16」を装着(0.61倍)