山洋電気は13日、使用温度範囲が-40度~85度の耐温ファンを6モデル発表した。11月13日より発売する。価格はオープン。

San Ace 40T

40mmの冷却ファン。PWMコントロール機能を搭載する。使用温度範囲が-40度~85度と広く、過酷な環境下でも長期にわたって正常に動作。高温になる照明機器や、通信装置、太陽光発電用パワーコンディショナー、EV用急速充電器などの用途に最適としている。寿命は40,000時間。

定格電圧が12Vと24Vのモデルを用意。12Vモデルの使用電圧範囲が10.2~13.8V、定格入力が3.72W、24Vモデルの使用電圧範囲が20.4~27.6V、定格入力が3.60W。そのほかは共通で、定格回転速度が11,700rpm、最大風量が0.52立方メートル/時、音圧レベルが48dBA。本体サイズはW40×D40×H28mm、重量は55g。

San Ace 60T

60mmの冷却ファン。サイズ以外の基本仕様は「San Ace 40T」とほぼ共通。定格電圧が12Vと24Vのモデルを用意。12Vモデルの使用電圧範囲が10.2~13.8V、24Vモデルが20.4~27.6V。そのほかは共通で、定格入力が6.72W、定格回転速度が10,000rpm、最大風量が1.26立方メートル/時、音圧レベルが52dBA。本体サイズはW60×D60×H25mm、重量は100g。

San Ace 80T

80mmの冷却ファン。サイズ以外の基本仕様は「San Ace 40T」とほぼ共通。定格電圧が12Vと24Vのモデルを用意。12Vモデルの使用電圧範囲が10.2~13.8V、24Vモデルが20.4~27.6V。そのほかは共通で、定格入力が5.52W、定格回転速度が6,700rpm、最大風量が1.86立方メートル/時、音圧レベルが46dBA。本体サイズはW80×D80×H25mm、重量は130g。

San Ace 92T

92mmの冷却ファンで厚さが25mmのモデル。サイズ以外の基本仕様は「San Ace 40T」とほぼ共通。定格電圧が12Vと24Vのモデルを用意。12Vモデルの使用電圧範囲が10.2~13.8V、24Vモデルが20.4~27.6V。そのほかは共通で、定格入力が5.04W、定格回転速度が5,000rpm、最大風量が2.20立方メートル/時、音圧レベルが44dBA。本体サイズはW92×D92×H25mm、重量は150g。

厚さ38mmのモデルも用意。定格入力が18.0W、定格回転速度が8,100rpm、最大風量が3.30立方メートル/時、音圧レベルが58dBA。本体サイズはW92×D92×H38mm、重量は270g。

San Ace 120T

120mmの冷却ファン。サイズ以外の基本仕様は「San Ace 40T」とほぼ共通。定格電圧が12Vと24Vのモデルを用意。12Vモデルの使用電圧範囲が9.0~13.8V、24Vモデルが18.0~27.6V。そのほかは共通で、定格入力が26.4W、定格回転速度が5,600rpm、最大風量が6.00立方メートル/時、音圧レベルが58dBA。本体サイズはW120×D120×H38mm、重量は420g。