そして、モバイルユーザーとパワーユーザーを想定した2in1デバイスとしての活用と、接客用タブレットとして3通りの利用シナリオについて、Surface Pro 3のメリットを紹介した。

利用シーンとして、モバイル、パワーユーザーのための2in1デバイスと、接客用デバイスを想定

モバイルユーザーの想定例と、解決シナリオ。これでタブレットは不要に

Windows 8.1による社内システムとの高い親和性もポイント

日本での採用事例。北國銀行は外交員がタブレットも持ち歩いていたが、Surface Pro 3に一本化

パワーユーザーにはデスクトップとの使い分けを紹介

ミーティングで設計図を扱う場合。拡大縮小で細かなところも分かり、相手に承諾を得る作業まで済ませられるとアピール

Intel Core i7モデルで負荷の重い処理もこなせ、ドッキングステーションや外部ディスプレイの活用でデスクトップ並の作業を実現。加えてSurfaceペンも活用できる

ドッキングステーションを使った活用例。2台の外部ディスプレイ、キーボードとマウス。USBヘッドセットと外部スピーカーを取りつけている

接客用としての利用もアピール

Windows 8.1 Embedded Industoryを使った採用事例として、マンダリンオリエンタルでの客室端末の事例を紹介

液晶画面のアスペクト比が「3:2」と、A4サイズの用紙(約1.414:1=約2.83:2)に近い。紙に慣れていても扱いやすく、ユーザーアカウントの切替で業務と接客の兼用にすることも可能。セキュリティ対策としては、利用を制限するWindows 8.1 Embedded Industoryの活用を提案している

最後に、企業ユーザーへの導入を促進するために、取扱いリセラーを拡大するとした。なお、The Microsoft Conference 2014のセッション内容は後日、Azure Media Servicesを使用したストリーミング配信が行われる予定だ。

導入元が限られる企業ユーザーに対して、取扱いリセラーを増やす。セッション後にうかがったところ、認定リセラーを増やすのではなく、現行の認定リセラーを経由した二次代理店のような扱いになるという