米Dropboxは現地13日、700万件に達するDropboxのユーザーIDとパスワードが流出したとする報道について、同社から漏れたものではないとする公式声明を公式ブログ上で公開した。

Dropbox公式ブログ上の声明文

同社公式ブログによると、Droboxがハッキング被害にあったとする記事は真実ではないと明言。漏れたのは同社とは関係のないサービスの使いまわしのユーザーIDとパスワードであると主張している。同社では、不正ログインの疑いがある場合の手段を講じており、パスワードリセットを自動的に行っているという。このため同社ではパスワードの使い回しを行わないことを強く勧めるとともに、セキュリティ強化のために、2段階認証を利用するように求めている。

流出したとされる700万件のユーザーIDとパスワードは、その一部が何者かによってネット上に公開。仮想通貨のBitcoinと引き換えにさらに多くのユーザーIDとパスワードを公開するとの脅しをかけたと報じられている。

(記事提供: AndroWire編集部)