iPhoneからAndroidスマホ、AndroidスマホからiPhoneに機種変更した人はいるだろうか。そうしたユーザーたちは、それぞれの違いをどのように感じているのか。iPhoneからAndroidスマホに変更したマイナビニュース会員196人を対象にアンケートを実施した。
自分好みにカスタマイズできるAndroid
まずは、iPhoneからAndroidスマホに変えて良かった点を聞いてみた。
最も多かったのは、「欲しいアプリが多い」という回答。196人中37.8%となる74人が回答した。実はアプリ数自体は、iPhoneもAndroidもあまり変わらない。Appleが毎年行っている開発者向けイベントWWDC 2014の基調講演にて、約120万のアプリが存在するとアナウンスがあった。Androidも同時期にGoogle Play上に存在したアプリの数は約120万(AppBrain調べ)。ただ、そう思う人が多いのはウィジェット機能やホームアプリなど、iPhoneにない機能を使えるアプリが多いということかもしれない。
次に多かったのは、「使いやすい」(58人、29.6%)という回答。こちらも、同様にAndroidスマホならではの、ウィジェット機能など、自分の好みにカスタマイズできることがiPhoneよりも魅力的に感じるポイントなのだろう。
3番目は「デザインが良い」(45人、23.0%)。各メーカーごとにいろいろな種類のスマートフォンがあるAndroid。自分の好きなデザインを数多い端末から選べるというところも、iPhoneにはない特長のひとつだ。
続いて、「操作性が良い」(32人、16.3%)。あらゆる機能をアプリによってカスタマイズできるAndroid。文字入力にしても、サードパーティ製のアプリを使用できるAndroidは、ユーザーの好きなように変更できる。
「その他」(11人、5.6%)と回答した人の意見は、「赤外線が使える」、「SDカードが使える」といった機能面に関することから、「画面が大きい端末がある」、「おサイフケータイが使える」といった端末自体のことを評価する意見が多かった。
総合すると、iPhoneにないカスタマイズ製や自由度の高さ、端末の豊富さなどが、iPhoneからAndroidスマホに変えて良かった点だと感じるユーザーが多いようだった。
(記事提供: AndroWire編集部)
調査時期:2014年7月16日~2014年8月25日
調査対象:iPhoneからAndroidスマートフォンに機種変更したマイナビニュース会員
調査数:196件
調査方法:インターネットログイン式アンケート